JSDG第8回全国大会(東京) 講演・発表の概要
◆基調講演「ITあたりまえ時代におけるチェンジリーダとそのコミュニティの役割を考える」
発表者:JSDG特別会員:清水 順夫 氏
(概要)
試験が変わったから人材が変わるわけではない。人材に対する要請が変わったか、変えたいから試験が変わる。JSDG発足時から現在へのもっとも大きな変化は、業務におけるIT活用があたりまえになったことである。このような背景のもと卓越したIT活用をコンピタンスのひとつとしていたチェンジリーダ集団であるJSDGはどうあればよいか、いくつかの選択肢を考えたい。
◆会員発表「シスアド@警視庁」
発表者:JSDG正会員:海老谷 成臣 氏
(概要)
警察官からみたシスアドって?こんなシステム化(など)を現場で実現できればうれしいのに。
SD試験合格者に対応して会員を増やしてきたJSDG。今後のメンバー増強に関しても、少し触れてみたいと思います。
◆パネルディスカッション1「元気なSDセッション」
発表者:春名英司氏、鹿子木真理子氏、増田正弘氏
コメンテータ:松場圭一氏、三村伸弥氏
進行:佐伯浩氏 (いずれもJSDG正会員)
(概要)
このセッションでは、会員によるSD活動の紹介(現在、過去いずれも可)を通して、SD活動の中で普遍的なものを導き出すことで、今後のJSDG活動の方向性についての議論のベースとしたいという考えで企画しました。
具体的な進め方としては、
・パネリスト(発表者)からのSD活動ご紹介
・パネリストと参加者による質疑とディスカッション
を予定しています。
◆パネルディスカッション2「Next JSDG 〜JSDGは今後どうする〜」
発表者:浜島広蔵氏、森下裕史氏、堀池宏志氏
進行:田野国俊氏 (いずれもJSDG正会員)
(概要)
このセッションでは、SD試験のなくなる来年以降のJSDGのあり方についての意見交換を行います。但し、ここで結論や方向性を出すのではなく、あくまでも会として今後必要となる議論のきっかけづくりの場と考えています。
具体的な進め方としては、
・パネリスト(発表者)より今後のJSDGのあり方について意見紹介
・パネリストと参加者による質疑とディスカッション
を予定しています。
◆ゲスト講演「ユーザ企業におけるIT人材の育成」
発表者:(社)日本情報システム・ユーザー協会
情報システムユーザースキル標準センター センター長 高本 久 氏
(概要)
企業における情報システム機能の再認識と推進組織の適正化に向けた「情報システムユーザースキル標準(UISS)」の策定の背景・目的、概要と活用について、紹介します。
◆グループセッション「シスアド人材の育成」
(概要)
このセッションでは、シスアド人材の育成の視点から、グループに分かれて各テーマで意見交換を行います。
・各グループの編成・内容
1)人材育成部会(試験制度、UISS活用)
(題名)「シスアド的UISS活用」と「シスアド的人材の育成」
(内容) UISSセンター長高本氏にも同席いただき、UISSに関する質疑・意見を参加者のみなさんから受けたい。
(説明) 「シスアド的UISS活用」とか「シスアド的人材の育成」とか、そんなあたりを皆さんと語り合えたら嬉しい。
(コメンテータ) :(社)日本情報システム・ユーザー協会
情報システムユーザースキル標準センター センター長 高本 久 氏
JSDG準会員、情報システムユーザースキル標準改善WGメンバ 島川孝博 氏
(コーディネータ):JSDG正会員 小山俊一 氏
2)内部統制部会(J−SOX、内部監査等)
(題名)内部統制 シスアドの立ち回り方
(内容) シスアドの立場から考察。
(説明) シスアドはいろいろな立場、ポジションにいる。
これが、強みでもあり、弱みでもある。
一回自分の立場だけでなく、他の立場でも考えてみよう。
(コーディネータ)
JSDG内部統制部会
工藤 敦 氏 (企業内実業家)
3)IT活用部会(SNS、他ツールの活用)
(題名)JSDG内の情報交換ツールとして、たとえばSNSを入れたらどうなる?
(説明) 昨今流行しているSNSを、仮にJSDGに当てはめてみたらどうなる?
JSDGのML活動を再確認し、新しい技術を利用した可能性を探る。
(コメンテータ) JSDG正会員 浜島 広蔵 氏
(コーディネータ) JSDG正会員 田中 宏幸 氏
4)ITコミュニティ部会(JSDGのあり方・活動)
(題名)コミュニティとしての価値創造、可能性の追求
(説明)全国大会テーマ「これからどうするの?」について語りませんか?
初日の清水氏の基調講演をより深く掘り下げて、考えてみる。
(コメンテータ) JSDG正会員 山中 吉明 氏
(コーディネータ) JSDG正会員 木村 仁 氏
※状況により分科会の統合、追加、内容の変更を行う可能性があります。
◆ラップアップセッション「シスアドの持続可能性への展望」
(概要)
上記グループセッションの結果を各グループとして発表いただき、参加者全員による意見交換を行います。また、今回の全国大会全体のラップアップも行います。
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