上級システムアドミニストレータ連絡会秋季研修会(東京)のご案内
このたび、上級システムアドミニストレータ連絡会(JSDG)では、会員相互の研鑚と、上級システムアドミニストレータならびに情報技術のビジネスへの活用に関心のある方々への情報提供・情報交換を目的に、秋季研修会を開催する運びとなりました。
上級システムアドミニストレータとは、通産省管轄の国家試験である「情報処理技術者試験」の高度分類に属するユーザー系の試験区分で、「情報システムの利用者の立場で、業務システムの改善と情報システムの企画・立案に主として従事するもの」とされています。当連絡会は、多様な業種・職種にまたがるこの試験の合格者が情報を共有し自己の研鑚に繋げる目的で設立され、普段はメーリングリストによる会員相互の情報交換を行っています。
開催の要項は以下のとおりです。皆様のご参加をお待ちしております。
− 記 −
●テーマ
「新しい世紀におけるIT利用の可能性を探る」
西暦2000年に向けたカウントダウンが始まり新しい時代の胎動が始まっている現在、様々な場面において、企業の組織や業務自体が大きな変革を求められています。
これらの変革のためには、業務と直結した情報技術(IT)の活用が欠かせません。
このような時期に、ITを活用する業務の専門家である、上級システムアドミニストレータはビジネスにいかに関り、何を為すことができるのか、また何を為すべきなのか、参加者全員で上級システムアドミニストレータの役割とIT利用の可能性を探っていきたいと思います。
●日時
1999年11月27日(土)
10:30〜17:00
●場所
大橋会館
(東急新玉川線池尻大橋駅下車徒歩5分)
東京都目黒区東山3−7−11 TEL03-3710-8880
●参加費
一般 3,000円
学生 2,000円
どちらも昼食代を含みます。
●プログラム
10:30 開会
10:40 第1部 会員による研究発表1
「利用部門主体による
3階層型クライアントサーバーシステムの導入について」
鈴木 隆明
#WTS(WindowsTerminalServer)を活用し、
WANにおける3階層型CSSを導入中です。
導入計画や利用技術、そして現在の進捗状況の
概要をお話しします。
12:00 昼食
13:00 第2部 ディスカッション
上級システムアドミニストレータ連絡会会員ひとり
ひとりが3分〜5分ずつリレースピーチを行います。
それぞれの会員がこれまで経験してきたことなどを
話し、それらをベースに会員間、関心のある方々と
のディスカッションにより、情報交換ならびに親睦
を深めていきます。
15:00 第3部 会員による研究発表2
「階層別EUC向けデータ提供ツール」
浜島 広蔵
#情報系システムにおいて、企業内におけるさまざまな
立場、階層に向け、最適なEUCツールを選定することが
重要です。
各層に向けた最適なEUCツールの内容、選定した理由、
今後向かうと思われる方向などについてお話しします。
※それぞれ、研究発表後には質疑応答を行います。
16:20 第4部 記念講演
「21世紀型企業の要件」
高島 利尚
#21世紀型企業に必要な要件とは?
・強み(コアコンピンタンス)の明確化
・ダイナミックな企業連携
・柔軟な組織文化
17:00 終了
※このあと懇親会(19:00〜21:00)も予定しています。