上級システムアドミニストレータ連絡会のロゴ 
2001年12月16日

  「第7回上級システムアドミニストレータ連絡会研修会」を開催しました。

 「上級システムアドミニストレータ連絡会」は、経済産業省情報処理技術者試験「上級システムアドミニストレータ」の合格者ならびに有志によって構成された、当該資格区分としては最大規模の組織団体です。
 「上級システムアドミニストレータ」は、所属部門の問題解決能力と全社的情報化戦略の企画能力をあわせもった新しいタイプの情報化リーダーとして今もっとも求められている人材で、当連絡会メンバーは主にインターネット・メーリングリストでの情報交換や様々な活動を通じてその能力の相互研鑚に日々努めております。

 このたび下記の通り「第7回研修会」を開催し、有意義に終了することができました。この研修会の様子は、学習研究社「合格情報処理」誌2002年2月号に掲載される予定です。研修会では、当連絡会メンバーの情報化推進事例を紹介することで、今後もより具体的に「上級システムアドミニストレータ」の役割及び情報化の必要性を提言してまいります。


1.日 時  平成13年12月01日(土)
       午後1時00分〜午後6時25分

2.場 所  大橋会館 201-203会議室
地図などの詳細情報はこちらです。
          〒153-0043 東京都目黒区東山3−7−11
          TEL03-3710-8880 FAX03-3711-7740
          (東急新玉川線池尻大橋下車徒歩5分)
3.共通テーマ

「ITを道具とした知恵の創造」〜〜〜〜組織と個人の発展を求めて〜〜〜〜

4.プログラム

#

目次

1

研修会幹事 広末さんより挨拶

 本研修会幹事 当連絡会正会員 広末 守夫さんより、開会の挨拶を頂きました。マスコミ関係の皆さんを含めて51人、これだけの人数が集まる研修会をプロデュースするのはかなり骨の折れる仕事で、その割に目立つのはこの開会挨拶だけ、という縁の下の力持ち的な仕事です。
2 研究発表 当連絡会正会員 浜島 広蔵さん 「私的情報処理システム」(資料down loadできます。)

浜島広蔵さん 講演風景

「情報処理」といえば、当然コンピュータでする仕事という語感がありますが、コンピュータは情報処理を行う道具の一つに過ぎません。普通の個人が、自分の手元を通過する膨大な量の情報をどうやって捌くか、そのためにコンピュータや、それ以外の情報処理ツールをどう使うか、その結果どういう効果が期待できるのか、まずコンピュータのスイッチを入れる前の段階から語って頂きました。 
3 研究発表  当連絡会正会員 北村 士郎さん  「シスアドのためのe-Learning入門」資料はこちらにあります。

北村 士朗さん講演風景

「e-Learning」という言葉が昨年から話題にのぼることが多くなってきました。

 ITが様々な分野で活用される中、「Learning」(学習)という企業や個人に必須の、それも知的な活動に「e-」(IT)という道具が用いられるのは当然の成り行きと言えるでしょう。そして、上級シスアドとしても様々な形でe-Learningに関わっていくことが予想されます。

 そこで、企業内教育の担当者の立場でここ数年e-Learningの調査・研究をし、今年から産・官・学共同のe-Learning普及団体であるALIC(先進学習基盤協議会)のユーザワーキンググループのリーダーを務めている北村さんから、e-Learningの基礎知識、活用事例・最新の動向、ユーザとして・SDとしてどう捉え・取り組むべきかか、といった点について語っていただきました。
4 ゲストスピーカ 井上 智生氏による講演 「リクルートにおけるナレッジマネジメント活動」

井上 智生さん 講演風景

 「リクルートのナレッジマネジメント」著者であられる株式会社リクルート 情報ナレッジメント室 グループリーダー 井上 智生氏をお招きし、この名著を生む土壌となったリクルートさんの社風、ナレッジマネジメントを利用した問題解決の技法、今後更に発展しつつある方向など、著者ならではの熱い想いを語って頂きました。この本を読み、関心を持たれた方、ナレッジマネジメントに関心のあられる方にとっては、価値ある1セッションとなったことでしょう。
5 懇親会

懇親会風景

 当連絡会のOFFではよく利用する「ととや」渋谷店で、賑やかに行いました。

 

 これだけの人々が、直接には一円の利益にもならないのに休日を返上して集まるのは、やはりそれだけの価値があるからです。来年もやります。どうぞご期待下さい。

− 以上 −


<連絡会ホームページ>

この頁は当連絡会Webコンテンツ担当 浜島 広蔵が作成しました。