このたび、上級システムアドミニストレータ連絡会(JSDG)では、会員相互の研鑚と、上級システムアドミニストレータや情報技術のビジネスへの活用に関心のある方々への情報提供を目的に、第3回の夏季研修会を開催する運びとなりました。
上級システムアドミニストレータとは、通産省管轄の国家試験である「情報処理技術者試験」の高度分類に属するユーザー系の試験区分で、「情報システムの利用者の立場で、業務システムの改善と情報システムの企画・立案に主として従事するもの」とされています。当連絡会は、多様な業種・職種にまたがるこの試験の合格者が情報を共有し自己の研鑚に繋げる目的で設立され、普段はメーリングリストによる、会員相互の情報交換を行っています。
開催の要項は以下のとおりです。皆様のご参加をお待ちしております。
− 記 −
●テーマ
「大変革の時代における上級システムアドミニストレータの役割と存在意義」
今、日本では、長引く経済の低迷から一刻も早く抜け出すべく、企業を中心に急速にビジネススタイルを変革させつつあります。また、連結経営やキャッシュフロー経営など企業活動のグローバルスタンダードへの適合も始まっています。
これらの変革のためには、ERP、SCM、SFAなど、業務と直結した情報技術(IT)の活用が欠かせません。この時代に、ITを活用する業務の専門家である、上級システムアドミニストレータはビジネスに如何に関り、何を為すことができるのか、また何を為すべきなのか、業務の最前線に立っている当連絡会会員の実際の仕事を踏まえた研究発表を中心に、参加者全員で上級システムアドミニストレータの役割を探っていきたいと思います。
●日時
1999年8月21日(土)
10:30〜16:30
●場所
けいはんなプラザ 中会議室「黄河」
(関西学術文化研究都市内)
京都府精華町光台1丁目7 TEL07749-5-5111
http://www.keihanna-plaza.co.jp/
※交通経路は文末を参照してください。
●参加費
一般 3,000円
学生 2,000円
どちらも昼食代を含みます。
●プログラム
10:30 開会
10:40 第1部 上級システムアドミニストレータとは何か?
>情報処理技術者試験における人材像分析
>試験問題傾向の分析
>会員(合格者)による論文試験の事例発表
12:00 昼食
13:00 第2部 会員による研究発表
「上級シスアド体験記− ユーザー側から見たシステム構築」
大和田 敬人(製造業 品質管理)
「シスアドのためのネットワーク講座」
佐々木 隆(製造業 情報システム)
「連結納税制など最近の税制関係について」
一井 洋孝(製造業 経営企画)
15:00 休憩
15:15 第3部 自己紹介とディスカッション
16:30 終了
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●けいはんなプラザへのアクセス方法
1.鉄道利用の場合
(1)JR大阪駅より
A.大阪-(地下鉄)->難波-(近鉄奈良線)->学園前
約40分
B.大阪-(JR環状線)->京橋-(JR学研都市線)->祝園
約60分
(2)京都駅より
A.京都-(近鉄京都線)->高の原
約35分
B.京都-(近鉄京都線)->新祝園
約45分
(3)最寄駅から
A.学園前からタクシーで15分
B.高の原からタクシーで10分
C.祝園・新祝園からバスで10分
バスは土曜日の9時から10時の間に4本あります。
(4)自動車
A.大阪方面から、国道163号線 (大阪駅から約60分)
B.京都方面から、京奈道路精華学研IC経由 (京都駅から約45分)