「メーリングリストを楽しむために」
みなさんに読んでもらうためのヒント
作成日 平成14年4月27日
改定 平成15年5月18日
<目次>
- 60〜70文字で改行しましょう
- 引用にはメールナンバーも
- 全文引用は避けましょう
- 転送設定は避けましょう
- 話題は自由です。が・・・
- 特定の話題に関するメールのサブジェクトには
- 新規発言は返信でなく、新たに投稿しましょう
- 返信メールのサブジェクトの[SDXXXX]
- 内容に合わせてサブジェクトも変更しましょう
- サブジェクトは半角40字を超えない方が無難
- 登録にあたって注意して欲しいメール(フリーメール、転送メール、Webメール、携帯メール、AOL)
- ニックネームだけでの投稿は避けましょう
- 他のメーリングリストへの転載や他のメーリングリストからの転載は要注意!!
- まとめレスは臨機応変に
- マルチポストは避けましょう
- 受け取り通知、vCardの設定はしないで!
- Message-Idがないメールでの投稿は避けましょう
<推奨>
改行は半角60〜70文字(全角30〜35文字)で行うことが望ましいです。
<解説>
半角80文字以上になると、メールソフトの設定によっては画面をスクロールさせなければ行全体を表示しない場合や、行の途中で改行されているように見えてしまう場合があるからです。
引用記号を付けることも考えると60〜70文字での改行が適切ということになります。
また、メールソフトの設定により送信時に所定の1行あたり文字数で自動(強制)的に改行するようにしている場合、それ以上の1行あたり文字数で本文を書き、かつ手動で改行を入れてしまうと、メール受信時に段落が崩れ、読みにくくなります。
このような場合、自動改行の設定を無効(手動のみで改行)するか、または自動改行のみで改行する(手動では改行しない)といった注意が必要です。
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<推奨>
引用する際は引用部分を適切にして前に書かれた人の名前だけでなくメールナンバーも表示しましょう。
<解説>
スレッド表示機能がない場合は何に対する返信かがわかりにくくなるからです。
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<ご注意下さい>
全文引用は避けてください。
<解説>
資源の無駄になることもあります。
インフラがよくなったとはいえ、無駄と考える人が数多くいます。
全文引用をすると本文を読むためにメールをスクロールさせなければならない場合もあります。
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<ご注意下さい>
転送の設定は極力お避けいただきたいです。(禁止はしていません)
<解説>
転送している場合は転送経路がわかるものもありますが、転送経路を削除して配信する場合があります。その転送先でエラーが起こった場合でもエラーメールは管理者に送り返されます。
転送経路を削除している場合は転送元がわからないために管理人はトラブルの元のアドレスを知ることができません。当事者にもエラーの通知がいくわけではないので本人すら気がつかないケースも多いのです。
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<ご注意下さい>
JSDGのMLでは話題にしてはいけないというものはありません。ML規則に従ってさえ頂ければ、皆様の良識をもって投稿していただいて結構です。
但し、趣旨とは無関係な話題について迷惑と感じられる方もいらっしゃるという点にもご配慮はお願いします。
<解説>
こういった状況がいやになってJSDGそのものから退会した人もいます。
趣旨とは無関係な話題を「ゴミメール」として禁止しているメーリングリストも多いのですが、JSDGでは「ゴミメール」に関する定めはありません。
「ゴミメール」というのは何かという点は人によって違うことに加え、JSDGは良識ある会員の集まりだという前提にもとづいてのことです。
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<推奨>
プロジェクトに関するメールは、サブジェクトの頭にプロジェクトの名称を表す
[xxx-pj] を付ける事を推奨しています。 また、オフに関するメールは主題に半角小文字の「off>」を入れるようにしています。
<解説>
メールソフトのフィルター機能、振り分け機能を使われている方の利便性を高め、関連メールを確実にお読みいただくための工夫です。
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<推奨>
話題が変わっての発言は、返信ではなく新規メールとして投稿しましょう。
<解説>
メールソフトについてはスレッド表示という機能を持っているものが多いのですが、こういったメーラーを使っていると、返信で書くことに よって関係ない話題のメールへの返信として表示されてしまいます。
<参考>
この返信情報はサブジェクトに依存するのではなくメールのヘッダ部のIn-reply-to:やReferences:によります。この返信情報はメールソフトによって扱いがことなります。
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<推奨>
返信する場合、[jsdg xx][sdf:xxxx]は削除しなくてもサーバー側で削除するような設定になっています。しかし、気が付けば削除した方が確実です。
<解説>
一部メールソフトでは日本語を英数字部分も含めて丸ごとエンコードするため、エンコードされたものは削除されないからです。
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<推奨>
メールの内容が変わっているのにも関わらず同じサブジェクトで書き続けるとわかりにくくなりますから内容が変わったらそれにあわせてサブジェクトの書き直しをしてください。
<解説>
「同一の話題である間は、同一のサブジェクトにする」というのが一般的にメーリングリストで言われることです。自分の興味ある話題を探し出すために、本文ではなくサブジェクトでメールを識別している人が多いからです。メーラーのフィルタリング機能などを使って、仕分けを行う場合もあります。
逆に言いますと、話題とサブジェクトが異なっていると、話題を探し出したり仕分けたりすることができなくなってしまい、せっかく書いた発言(メール)も読んでもらえないことになってしまいます。
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<推奨>
サブジェクトの日本語・字数について規則としては制限がありません。日本語もかまいません。しかし、半角40字は超えない方が確実でしょう。
<解説>
niftyのパソコン通信手順で受信されている方へはサブジェクトは半角40字で切れて配信されます。
元々niftyから始まった会なので、niftyアドレスでの参加者が多いことを考慮に入れる必要があります。
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<ご注意下さい>
登録アドレスについても制限はつけていませんので、フリーメール、転送メール、Webメールなどをご登録いただいても結構です。但し、次のような場合もありますので注意ください。
・フリーメール
メールボックスの十分な容量がたりない場合にエラーになることがありえます。また、スパム防止のためフリーメールでの受信をしない設定にしている場合もあります。
・転送メール
転送先でエラーを返すと困ることがあります(転送の設定の項目参照)
・WEBメール
一部WEBメールでは文字化けを引き起こす場合があります。
・携帯メール
JSDGのメーリングリストでは携帯メール環境は考慮されていません。携帯で送受信をする場合は次の条件が望ましい環境となります。
1.文字制限がないか別受信環境があり文字数の制限に対応できる。
2.タイトルを入れることができる。
3.受信エラーをおこす可能性があまりない。
4.一日数十通のメールでも対応できる。
携帯メールには受信エラーを起こしやすいものがあり、エラーが起きると投稿数の数のエラーメールがメーリングリスト担当に送られてきて非常にトラブルのもとになります。エラーが起きた場合は該当者に対する配信処理を停止します。停止した連絡メールも送ることができないため突然メールが来ないということになることもありますのであらかじめ了解の上で登録メールとしてください。
・AOLなどHTMLで送信されるメール
JSDGのメーリングリストではHTML、添付ファイルなどマルチパートメールでは投稿できません。HTMLメールではなくプレーンテキストで投稿できることを確認して登録ください。
<参考>
フリーメールアカウントでのメーリングリスト参加を制限しているメーリングリストが増えているようです。
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<ご注意下さい>
上級シスアドでは名前を名乗ってメールを送ろうということになってます。ニックネームは禁止されていませんが、本名(同姓が多い場合は区別が付くように姓名両方)を本文の最初につけてください。
<解説>
最後の署名のみですと長文の場合、最後までスクロールしないと確認できません。
ニックネームだけでお互いを呼び合うのも、そのメールだけを見た人がとまどうことがあります。
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<ご注意下さい>
書いた人の許可がある場合は転載してもOKですが、それ以外は他のメーリングリストからの転載はしないようにしましょう。
逆に、上級シスアド連絡会のメーリングリストに投稿された情報も、転載する場合は書いた方に許可を受けてから転載するようにしましょう。
<解説>
こうすることで、転載によるトラブルの発生を未然に防ぐことができます。
一般にメーリングリストでは他のメーリングリストなどで見た情報は転載をしないのがマナーとされていますので、多くの人は転載されない前提で投稿しています。
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<推奨>
まとめレスを禁止としているメーリングリストもありますが、禁止はしていません。読み手の立場にたって、読みやすいレスをしましょう。
<解説>
各記事ごとに返信することが結果として見やすさにつながることの方が多いためまとめレスではなく個別に返信した方がいい場合も多いようです。
ただし、同じ話題に数多くレスを書く場合、自分の発言へのレスが大量になった場合などは、むしろまとめレスの方が読みやすい場合もあります。
いずれにせよ、読み手に対してわかりやすくなるように心がけていただければ、こだわる必要はありません。
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<ご注意下さい>
マルチポスト(同じ話題を、同じ組織に属する人たちの目に何回も触れるような投稿)はなるべく避けて、どうしてもしなければならない場合はその明示などをおこなうようにしましょう。
<解説>
禁止はされていませんが、同じ組織に属している人にとっては同じメールは迷惑になることもあります。ご配慮をお願いします。
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<ご注意下さい>
どちらもメーリングリストにおいては設定はしないでください。
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<推奨>
一部環境ではMessage-Idが付かないメールになる場合があります。Message-Idがないメールでの投稿は避けてください。
<解説>
Message-Idはメールにユニークな情報を付けることで重複を防いだり、Message-Id情報をIn-reply-to:やReferences:に付けることでスレッド表示するために使われています。
通常Message-Idはメールソフトが付けますが、メールソフトによっては付けない設定ができます(例:Becky!やEdmaxなど)。また、メールソフトによっては付けないものもあります(例:Postpet)。付けないメールはメールサーバが付ける場合が多いですがメールサーバによっては(yahoo.co.jpなど
H15.4時点)では付けないで配信します。
「メールソフトが付けない」+「メールサーバが付けない」組み合わせは避けてください。(自分宛にメールを送ってヘッダ情報を確認してみてください。)
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