JSDG(日本システムアドミニストレータ連絡会)の会長を務めております、阿久津恵子と申します。
本会は「情報処理技術者試験」の合格者およびその協力者から構成され、IT=情報技術を活用する事で、現状を何かしら良い方向へ変えて行きたいと言うマインド持った人達が集まるコミュニティです。東京をはじめ、全国各地で定期的に研修会やイベントを開催し、会員間で相互研鑽、情報交換を進めています。
また会員は志しの高い方が多く、中には情報処理試験の教科書やビジネスにおける良著を執筆された方や、業務改善の現場でご活躍の方が多く所属されています。
研修会をはじめとした会の活動に参加する事で、他では得られない知識や情報が得られると共に、会員とのコミュニケーションを通して、楽しさや元気を得て頂く事ができるでしょう。
情報処理技術者試験に合格された方、挑戦中の方、また今の自分を変えたいと考えられている方、本会に参加してみられませんか?
これまでと違うコト・モノ・ヒトとの出会いがありますし、活動を通した成長、かけがえない経験が得られる事と思います。
私は、ITとはほぼ無関係の地方小企業に所属しています。
「シスアドとは、大きなユーザ企業にあってこそ、その役割が生きてくるもの」
実は私自身も、そんな風に考えていました。
でも、当会に入会してから、さまざまな立場や役割で、シスアドとしてのスキルや知見を生かしている会員の方にたくさん出逢いました。
多くの事例に触れるにつれ、中小零細企業であればこそ、ほんのちょっとした「シスアド的工夫」が劇的に効いてくる局面が多いのでは?と考えるようになりました。
私自身、日常の中でITやシステムに触れる時間はそれ程多くありませんが、そんな中、もっと敏感に「シスアド」を感じ、もっと柔軟に「シスアド」を効かせることができれば、と常々考えています。
「でも、私はシスアドじゃないし、システムとも関係ないし…」
そうお考えの方。
ひょっとすると、あなたの探していた「次へのヒント」が当会に隠されているかも知れませんよ。
そして、きっとあなたの存在は、私たちの新たな「刺激」となり、多くの気付きと学びをもたらしてくれると確信しています。
あなたのご参加を、心よりお待ちしております。
我々JSDGのメンバーには、システム開発に関係した方々が少なからずいらっしゃると思います。
その方々の中に、開発が完了した時に「成功した!」という達成感を感じた方がどれほどいらっしゃるでしょうか。
私の経験では、「やっと動いた、終わった!」という安堵感は何度も味わいましたが、「成功した!」といった達成感というか、満足感はほとんど味わった記憶がありません。どれも学校の成績で言えば「優、良、可、不可」の「可」でした。
そのようなシステム開発を振り返ると、「何とかあそこで気づいて取り繕ったけれど、もう少し気がついていれば、もっとまともな・・・・」という悔恨と、何とか助かったという「ヒヤリ・ハット」といったような感じの「ポイント」が、必ずいくつかあります。
この「ポイント」の発生原因は、各業界や職場環境で異なるのでしょうが、各業界のメンバーが顔を揃えるJSDGこそが、この「ポイント」(ヒヤリ・ハット)を網羅・整理・体系化して、今後のITユーザの一助にすることが出来る組織だと考えています。
自らの経験を振り返り、システム開発に関わるユーザの「ヒヤリ・ハット」を体系化して、外部に情報発信しませんか。
・・・学ぶことが好き。
・・・人と語らうことが好き。
・・・家庭も仕事も趣味も大切。
ここはそんな人が集まる場です。
共通の思いは「利用者の視点でITの活用を促進すること」。
ITが進化して、空気のようにITを使うことが増えれば増えるほど、
「上手に使う」ことが組織にも個人にも大事なことになってきます。
ITをいかに上手に使うか、私たちと一緒に考えましょう。
努力が実って情報処理技術者試験に合格された方、
あなたはJSDGの入会資格を満たしているかもしれません。
ぜひ、会則第5条(会員)をチェックしてみてください。