こんにちは、JSDGの阿久津恵子です。

5月30日(土)にJSDG初のオンラインミニ研を開催しました。

このミニ研は当初東京ミニ研として3月にリアル開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で一旦延期となり、その後オンラインミニ研として開催する事になったのです。

JSDG初のオンラインミニ研ということで、ツールの選定やプログラムの流れ、質疑応答のやり方、ディスカッションの場をどう設けるかなど、幹事団では試行錯誤となりましたが、講師の方々のご協力もいただき、無事に開催する事ができました。

●テーマ
「プログラミング環境「Scratch」の事例研究–プログラミング環境「Scratch」でここまで出来る–」

●開催主旨
2020年から小学校でプログラミング教育が必修になり、プログラミング学習環境Scratch(スクラッチ)に関心が集まっています。
Scratchは子供向けのプログラミング入門用という見方が多いですが、実は色々と出来ますので、Scratchを知ってる方でも知らない方でもScratchの可能性を体験して欲しいと考え、このミニ研を開催しました。

●発表者
①高校2年生 三橋優希氏
https://yuki384.github.io
https://twitter.com/YukiMihashi

②合同会社つくる社、株式会社まちクエスト代表 石原淳也氏
https://blog.champierre.com
https://twitter.com/jishiha

●概 要:
【発表①】
発表者:三橋優希氏 高校2年生
・アイデアでここまで出来る
2018年 全国小中学生プログラミング大会でグランプリを受賞したゲーム「つながる」の開発者本人によるプログラム紹介(デモ)を行っていただきました。
さすがグランプリを受賞したゲーム、はまりそうな面白さをもちつつ、開発者本人が作曲した心あたたかく安らぐ音楽や、ステージをクリアした時に、笑顔になる仕掛けなど、感動しました!

詳細は→「つながる」:https://scratch.mit.edu/projects/275650000/

三橋氏が作成されたゲームの画面

【発表②】
発表者:石原淳也氏 合同会社つくる社、株式会社まちクエスト代表
拡張機能でScratchを最先端アプリにするデモを行っていただきました。
沢山の面白いデモのうち、学習済みAIを活用した画像認識では、機械学習の仕組みが直感的に理解できるようなアプリで、今後のプログラミング教育だけでなく、機械学習への理解を深める事ができると思いました。

詳細は→画像認識(Posenet2Scratch):https://github.com/champierre/posenet2scratch/blob/master/README.ja.md

石原氏による学習済みAIを活用した画像認識デモ

また、AR(拡張現実)で空間に3Dモデルを描くデモも、リモートながらとても面白かったです。

詳細は→Scratch2ARKit: https://github.com/champierre/s2ar/blob/master/README_JA.md

Scratch2ARKitの紹介

【ディスカッション】
講師の方々の発表後、グループに分かれてディスカッションを行いました。
講演を聞いた感想を述べあったり、Scratchを今後どの様に活用できるか、シスアドの立場に立った視点で語り合いました。
ディスカッションには講師の方々にも加わっていただき、開発の背景や想いなどを直接お聞きする事ができたグループもあったようです。
また最後にその内容をグループ毎に発表し全員で共有しました。

今回は、オンラインミニ研であったこともあり、全国各地、遠くはロンドンから約30名のJSDG会員の方に参加頂きました。
今後も、JSDGはオンラインによるイベントも開催して行きますので、機会があればご参加頂けますと幸いです。