こんばんは、阿久津恵子です。

JSDGでは10月28〜29日に全国大会を名古屋で開催しました。

JSDGには「チュン研」という中部を中心とした研究会があり、今回の全国大会は、その研究会に所属されるメンバーを中心とした幹事団が総力を結集して作り上げられた、素晴らしい全国大会でした。

大きなポイントとしては3つ。

1つ目は、講演内容の素晴らしさ。
2つ目は、懇親会の充実度。3つ目は、参加された方々同士の交流。
1回では全てを語り切れないので、今回は1つ目の講演内容について紹介いたします。

1日目には3つの講演がありました。

最初は「フォレスタイル~ICTで地域問題を解決する~」というタイトルで、東白川村 地域振興課長 桂川 憲生氏から講演をいただきました。
林業・建築業の衰退が続くなかで、建築関連産業に依存度が高かった東白川村では、従来の注文住宅契約の変化による課題を解決するため、
桂川氏が中心となって注文住宅受注サイト「フォレスタイル」を立上げられました。
サイトの立上げに際しては、村内の工務店の方々を巻き込むため、桂川氏自身がお店に出向き、地道にコミュニケーションを取る事で信頼関係を構築されたとの事です。
ICTを活用して地域問題を解決された当時の苦労や活動、課題を解決し地方創生を実現するための想いなどを熱く語っていただき、講演後も多くの質問が投げかけられました。

2つ目の講演は「変化の時代のキャリアマネージメント」というタイトルで、東海ライフキャリア・代表 藤田 廣志氏からのお話をいただきました。
藤田氏は、キャリアコンサルタント1級技能士、という資格に初めて合格された4名のうちの1人で、日本を代表するキャリアコンサルタントの方です。
現在は、キャリアコンサルタントとしての業務のほか、キャリアコンサルタントの育成に力を入れてらっしゃいます。
全国大会では、シスアドとして必須のスキル「働きかけのステップ」について、事実の伝達「言うべき事を言う」ことが大切であり
、それにより問題の対処を進めるべきであるを、分かりやすく解説いただきました。
中でも、今は強い繋がりより、弱い繋がりが有益であり、そこでイノベーションが起きるとのお話は、JSDGのコミュニティの在り方に親和性が高いと感じました。

3つ目は「健康増進型保険Vitality」から得た DX人財の見極め方と育て方
〜データドリブンエデュケーション〜」というタイトルで、JSDG会員の岸 和良氏から講演いただきました。
岸氏は住友生命様で健康増進型保険「Vitality」の開発を手掛けられました。
Vitalityはアジャイル開発手法で開発され、今後の保険商品開発や基幹システム刷新もDX人材が中心となって進めていく予定であるそうです。
Vitalityの開発をとおして、DXの推進には向く人と向かない人がいることを感じられた岸氏は、エンジニアのDX向け資質・能力・知識量を数値化し、人材を見極める方法を確立できないか検討されたとの事。
本発表では、DX人財への適性を数値化された方法や結果、および、それに基づいた人材開発・育成の取組みについて、ご紹介いただきました。

また、2日目には「JSDG会員発表」があり、会員の方からはここでしか聞くことができない、とても貴重で面白い発表を頂きました。
こちらについては、会員限定の内容になりますので、残念ですがここでは詳しいレポートを控えさせていただきます。

全国大会のテーマは「DXが世界を変える。その時、シスアドはどうふるまう?」でしたが、いずれの講演もDXおよびシスアドに関わる大変興味深い内容でした。
私をはじめ聴講された会員の皆さまの知的好奇心も、とても高まったのではないかと思います。

次回は、JSDGならではの全国大会懇親会について、ご紹介いたします。