IT素人の新卒が「ネットワーク管理者になって下さい」と言われて

 

こんにちは、JSDG(日本システムアドミニストレータ連絡会)で会長を務めています阿久津恵子と申します。

阿久津恵子と申します。よろしくお願い致します。

この度、会長ブログをスタートすることになりました。

記念すべき最初の投稿としては僭越ではありますが、私がこのJSDGに入会した経緯についてご紹介します。

 

私は某大学の物理学科を卒業後に、某財団法人に就職し、IT部門に配属されました。

就活のときは大学での経験を活かして、シミュレーションができると聞き、意気込んでいたのですが、いざIT部門に配属されて言われたのが「ネットワーク管理者になって下さい。」でした。

この財団では当時IT部門の人数も少なく、PCを使う業務=IT部門の仕事で、シミュレーションからPCセットアップ、ネットワーク配線、サーバ管理など、全てがIT部門の職員の仕事だったのです。

所謂「シスアド」業務が、新卒の私に降ってきた任務でした。

当時、私はプログラミングをやったことがあるぐらいで、全くのIT素人、はっきり言ってなんの役にも立てていませんでした。

一方、同期で入った子は、学生時代からサーバを立てたこともあり、IT技術に長けていてバリバリと頼まれた仕事をこなしていて、比較される私はとても悔しい思いをしたことを覚えています。

その悔しさの中で私は何とか今を挽回したいと考え、目標として27歳までにスペシャリストになることを、心に決めました。

しかし、最初に「できない子」として認識された私のイメージを払拭し、スペシャリストとして認められることは中々難しく、私は絶対的な評価を得るためにITの資格を片っ端から取得して行こうと思い立ったのでした。

その後、私は「ネットワークスペシャリスト」試験をはじめ、毎回情報処理技術者試験に挑戦し、これまで約10の試験に合格することができました。

一方、たくさんの試験に合格しても、今一その恩恵を得られることがなく、折角取得した資格も活かすことができずに、持て余す日々を過ごしていました。

そんな中で、ある日インターネットを検索していて知ったのが、このJSDGでした。

ホームページを見ても、よくわからない(笑)会だけれど、何か得られるのではないかと思い、最後の上級システムアドミニストレータ試験に合格した私は、早速JSDGに入会しました。

入会してすぐ、JSDG凄さ(会員の皆さんのレベルの高さ、セミナーなどの内容・運営の質の高さ、、)に驚くとともに、会員の

上級システムアドミニストレータ試験の合格証書

皆さんがとてもフレンドリーで、しかも面白い方たちが多く、自分との親和性の高さを感じました。

 

思い返せば、このとき共感できたのは、私のようにユーザー企業でITの利活用に何かしら関わっている方達がもっている「シスアド魂」(シスアドマインド)だったのではないかと思います。

かれこれ入会して10年以上が経ちましたが、JSDGで得られた仲間や、経験したこと(全国大会、各種ミニ研への参加、運営業務など)は、かけがえのないものになっています。

2018年9月の全国大会 熱いディスカッションが行われました。

私のようにIT部門で何でも屋として頑張っている方、IT部門とユーザー部門の板挟みに合いながら仲介役として頑張っている方、業務改革をいつか起こしたいと考えている方、、、JSDGには貴方と同じ思いを持っている仲間がたくさんいますよ!

よかったらJSDGに入会して、そんな仲間との各イベントなどに参加してみませんか?

新しい気づき、元気、勇気など、、貴方のこれからに掛け替えのない何かが得られるのではないでしょうか。

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