メキシコ料理をシスアドスキルになぞらえて
こんにちは、JSDGの阿久津恵子です。
私は普段、東京の広尾と言う街で勤務しています。
先日、某グルメドラマで○郎が行った広尾にあるメキシコ料理屋さんでランチをしました。
オーダーしたプレートにはエンチラーダ・ピラフ・タコスなど5品がのっていたのですが、これを見て思わず「新生シスアド 5(ファイブ)レイヤー」を思い出しました。
「新生シスアド 5(ファイブ)レイヤー」とは。。昨年の全国大会で「シスアド再考」をテーマにディスカッションした際に、1つのグループで発表されたシスアド像です。
概要は以下の通り。。
・シスアドは「マインド」と「スキル」という2つの軸がある。
・「マインド」は不変的な「価値観」の上に「モチベーション」があり、「モチベーション」は日々変わるため、それを「マインド」がコントロールする。
・「スキル」は新しいITスキルを取り入れる能力で、組織やヒトである「API」を介して「実践」がある。
このAPIを持っているのがシスアドなのです!
また「スキル」から上だけがあったとしても成果は出ず、不変的な「価値観」や「マインド」があるからこそ、正しい方向性に向かって行けるのです。
上級システムアドミニストレータ試験が終了してから10年が経ちますが、IPA(情報処理推進機構)の制度の概要を見ても、今現在もシスアドという人材の必要性が感じられます。
◆IPA 上級システムアドミニストレータ試験(SD) 制度の概要
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/h13/sd.html?fbclid=IwAR1BNOllp-EdAW6SYGiJxyyDeiA482WA8WfpaOMM8ZHgcWKNBJckWxSQ57w
今、先端IT人材(AI、IoT、ビッグデータ等に携わる人材)や情報セキュリティ人材が不足する事が問題視されていますが、これらの技術を現場に落し込むスキルを持つ「シスアド」と言う人材が無ければ、折角の技術も活かす事ができないのです。
この様な、先端IT技術を活用した業務改革・改善、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進できる、
チェンジリーダー=シスアドの必要性が世の中に求められているのだと思います。