会長:関 尚弘


JSDG(日本システムアドミニストレータ連絡会)代表の関尚弘と申します。

 

本会はおそらく最も「ユーザ寄り」の情報処理技術者試験有資格者団体のひとつです。元々は、「システムアドミニストレータ(略称シスアド)」というユーザ寄りの試験区分がベースにありました。2009年に試験制度は変わりましたが、現在も「ユーザ寄り」という立ち位置は変わっておらず、それ故に様々なことに携わっている多様な仲間が参画しています。

(個人的見解ですが、私は経済産業省が定める「DX推進スキル標準」の人材類型のうち「ビジネスアーキテクト」に最も近い人たちのコミュニティではないかと感じています)

今やDXという言葉を聞かない日はありません。2022年にDX推進人材に必要とされる「デジタルスキル標準」が公開され、岸田内閣のデジタル田園都市国家構想総合戦略では、「2022~2026年末までに230万人のデジタル推進人材育成を目指す」ことがKPIのひとつに定められました。前述した「ビジネスアーキテクト」もその一類型です。

 

本会では、オフライン・オンラインでの研修会や交流会を開催し、会員間で相互研鑽・情報交換を行っています。シスアドという試験区分は変わりましたが、業務とIT両面に心を配り、一緒に成長していけるマインドの高い仲間たちがゆるいつながりの中で、学び合う場になっています。

JSDGには設立当初から「仲間から勢いを借りて前に進んでみる」という意味の「借勢(しゃくせい)」という言葉があります。本会に参加し、多様で経験豊かなメンバーとの交流によって、前に進む「勢いを借り」、自分の可能性を広げませんか?

 

Have Fun!