DX(デジタルトランスフォーメーション)推進人材はシスアド?!

こんばんは、阿久津です。

11月17日はJSDGとJISTA混成のランニングチームで京王駅伝フェスティバルに参加しました!
まずは、その時の写真から。。。

さて、全く話は変わりますが、今回は、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進人材像とシスアドの関連性について、書きたいと思います。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、IDC Japanでは以下のように定義されています。


企業が外部エコシステム(顧客、市場)の破壊的な変化に対応しつ つ、内 部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラ ットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソ ーシャル技術)を利用して、 新しい製品やサービス、新しいビジネス ・ モデ ルを通して 、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図る ことで価値を創出し、 競争上の優位性を確立 すること


経済産業省では、2018年5月に「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」が設置され、産業界において近年必要性を求められているDXを進める上での課題やそれに向けた対策を検討することを目的としています。

以下に9月に開催された研究会の報告書がまとめられています。
http://www.meti.go.jp/press/2018/09/20180907010/20180907010.html

報告書は『DXレポート』と言う名で、
ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開
との副題がついています。

「2025年の崖」とは・・・
デジタル・トランスフォーメーション (=DX)を実現するためには
様々な課題が山積みであるのが現状で、
この課題を克服できない場合、
DXが実現できないのみでなく、
2025年以降、最大12兆円/年(現在の約3倍)の経済損失
が生じる可能性の存在です。
レポートには、この課題を克服するため、DX推進に向けた対策が提案されています。

その対策の1つである「DX人材の育成・確保 」には
「(1) ユーザ企業において求められる人材」として

①CDO(Chief Digital Officer):
システム刷新をビジネス変革につなげて経営改革を牽引できるトップ人材

②デジタルアーキテクト(仮称):
業務内容にも精通しつつITで何ができるかを理解し、経営改革をITシステムに落とし込んで実現できる人材

③各事業部門において
ビジネス変革で求める要件を明確にできる人材

④ビジネス変革で求められる要件をもとに 設計、開発できる人材

⑤AIの活用等ができる人材、データサイエンティスト

が挙げられています。

特に①~③は新たな「シスアド」の役割・立ち位置であり、シスアドは今やDX推進人材として再定義されるべきでないでしょうか?
今こそ、「シスアド」という人材像をみなおし、DX推進人材として再考・再興を行い、産業界に最高に活躍して行きたいですね!

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