PowerQuery【10】Pivotテーブルを縦展開する

PowerQueryへのリンク
PowerQuery全体:PowerQuery【01】PowerQuery(パワークエリー)で出来ること
PowerQueryの手順:PowerQuery【02】PowerQuery(パワークエリー)の動かし方

このPowerQueryの機能もとても便利です。
クロス集計表やピボットテーブルを縦型リストに変換できます。

こんな感じです。

手順

1.テーブルをクエリに変換

データタブ/元表の範囲を選択/テーブルまたは範囲から
(この辺りは、以下をご参照ください↓)
PowerQuery【02】PowerQuery(パワークエリー)の動かし方

※ピボットテーブルそのものは、クエリに変換できないので、いったん「値貼り付け」してから実施する。

2.PowerQueryエディタが起動するのでピボット解除

①変換タブ
②縦のテーブルにしたい列を複数選択(Shiftまたはctrlキーを使用)
③列のピボット解除

 

3.縦型テーブルになる

4.クエリ名を変更して、ホームタブ/閉じて読み込む

(読み込まれた結果)→シート名もめんどくさがらず変更しておきましょう。

5.注意事項・留意事項

(1)ピボットテーブル上で、ブランクになっている項目はブランクなので、フィル機能(Fill機能)で埋める必要があります。

PowerQuery【08】フィル(Fill)機能(空白を埋める)

ピボットテーブル解除→フィル機能で空白を埋めるという手順です。

(2)ちなみに、以下のようなピボットテーブルだった場合、元の日付が復元できる訳では無いのでご注意下さい。

ピボット解除といっても元のデータに復元する訳では無く、表示されている範囲で展開するだけです。
(この表のように月でグループ化されていれば、 売上日まで展開するわけではないという訳です)