RPA体験談【実践編:DataTableから必要分を抽出する 該当が無い時Nullのエラー回避】
前々回、DataTableの中から必要分のみ抽出する方法として
以下を案内しました。Filterのイメージですね。
Assign(代入)
代入元: DT_Syori.Select(“[項目]= ‘”SearchWord + “‘”).copytodatatable
代入先: NewDataTable
前回の場合はNewDataTableは1行のみのDataRowになりましたが、
複数データが一致する場合も、もちろん使えます。
例えば、こんな感じです。
Assign(代入)
代入元: DT_Syori.Select(“[処理日付]='”+StringToday + “‘”).copytodatatable
代入先: DataTableNow
その前に、以下の設定が必要ですね。
Assign(代入)
StringToday:DateTime.Now.Date.ToString(“yyyyMMdd”)
ただし、copytodatatableを実施する際に、該当が 0件だとエラーになります。
NullReferenceException というエラーメッセージですね。
ですので 0 になる可能性がある場合は、以下の設定が必要になります。
If (条件分岐)アクティビティで
DT_Syori.Select(“[処理日付]='”+StringToday + “‘”).Count()>0 を 追加してください。
ちなみに全体で何行あるかカウントするなら
DT_Syori1.Rows.Count で数えられます
前々回みたいにRPA体験談【実践編:Input dialog(入力ダイアログ)の選択肢にExcelの一覧を使う】の場合は完全一致なので問題無いのですが、
大抵の場合は、エラー回避処理はしておいた方が良いと思います。
↓日記の目次を作りました。
RPA体験談【目次(主にUiPath)】